無目猫チャムの「なめんじゃね~よ!」

2017年03月25日

無目猫チャムの「なめんじゃね~よ!」

今月も25日のにゃんこの日になりましたので、「猫のいるお宅訪問」レポートです♪



今回はなめ猫…
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懐かしいなめ猫…
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じゃなくて、


無目猫の話。



前回お伺いしたリボンキャットの作家、仲田愛美さんと一緒に暮らすチャムについてです。
色々と深く考えさせてくれた出会いだったので、
自分の備忘録的な意味合いも込めてレポートします。




黒猫のチャムは、生まれた時から眼球が無かったそうです。

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仲田さんを紹介してくれた平賀さんから、「リボンキャットさんの家には目が見えない猫がいるんですよ~」と聞いていたので存在は知っていました。


その話を聞いたとき、安易に「かわいそうな猫」と思ってしまった私。


イメージとしては、歩くとぶつかったり転んだりしてしまうのでケージかサークルに入っていて、暗闇の中で怯えながら不自由に生活している猫。


このチャムはどこから仲田さんの所に来たかと言うと…、


ある日チャムはどこかで産まれて…
目が無いから飼い主に捨てられました。

ある人が保護したものの…
飼えないから里親探し。

何人かの協力もむなしく…
家族は見つからなかったらしい。

そしてまた捨てられる。

その場所から一歩も動けずに…
次の日を迎えた目の見えない子猫。

もう一度保護されて…
仲田家へ。

娘ちゃんの「かわいぃ」の一声で家族の一員になったそうです。



多くの人の、沢山の猫を思う気持ちが、奇跡的にその子猫をここに運んできてくれたように感じました。
でも、何も見えない状態で一晩過ごした子猫の気持ちを考えると…、
本来そこにあるべき母猫のぬくもりは無く、
どれほど寒くて、
どれほど孤独で、
どれほど長い夜に感じたのだろうか。



今回なぜフォーカスしたかと言うと、

お宅を訪問した際に、チャムを紹介してくれる仲田さんが開口一番に
「一番ヤンチャで、一番怒られてるんですよ~」という一言を聞いて、
元気なチャムに単純に感動したから、
そして、驚いたからです。


取材している間も部屋の中を、何の違和感もなく移動。
テーブルに登ったり、ゆめ&ここと追いかけっこしたり、おもちゃで遊んだり、ちぐらに入ってみたり…



獲物を獲ったり、

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しかもクジラ(笑)





涼しい場所を自分で見つけてお昼寝したり、

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NicoNekoに登って爪を研いだり。

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さらに…






このキャットウォークに…

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登りたそう…

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かと思いきや…









登って…

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しかも…





先端まで行く!!!!!!!!

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この部分。

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さらに…



このアトリエのロフトにも登るらしい。

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そして、





自分で降りる。

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前足を掛けて、

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降りてくるときは…

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はしごの縦の部分を滑って降りてくる。
チャムの爪痕。
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衝撃的でした。


「かわいそうな猫」ではありませんでした。

空を人は飛べないから、
飛びたいと思ったことはあるけど、
飛べないことは苦痛じゃない。
飛べなくても不幸ではない。

チャムは目が無いけど、
不幸ではないし、
むしろ幸せな猫なんだと思う。

怒られるくらいヤンチャで元気。

声を掛けると耳じゃなくて目を向けてくれる。
本当は耳を向けているのかもしれないけど…、
こっちを向く。
目は無いけど、
目が合う。
視線を感じる。
本当に感じる。

本音は誰にも分らないけど…、
幸せなんだと思う。

ハンデがあっても…、
それを受け入れる優しい家族がいれば…、
猫は幸せになれる。

ペットは飼われた時点で死ぬまで、幸せに過ごせるか、不幸になるかを自分で選択することは出来ない。全て飼い主次第。


文字では上手く伝えきれないけど、この黒猫を見たとき、この家族に感動しました。


「かわいそうとか思ってんのか?なめんじゃねーよ!オレは幸せだよ」って
憎たらしい感じで、言ってる気がする。

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最初と同じ画像。

最初はかわいそうな感じに見えたのに、

同じ画像なのに、

違う風に見えてきませんか???




posted by CATaLOGUE at 20:47| 山梨 ☁| Comment(0) | 猫のいるお宅訪問 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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